高度専門職ビザの優遇で、父母を呼ぶ場合

  • 2024.02.16 Friday
  • 11:15

高度専門職ビザの場合、

7歳未満の子供の面倒を見る目的で、両親を呼ぶことができます。

在留資格は、特定活動(告示34号)となります。

 

取得条件としては

・高度専門職ビザを持っていること

・年収が800万円以上であること

・子どもが7歳未満であること

です。

 

高度専門職ビザを持っていることについては、他のビザを持っていて高度専門職ポイント計算の70点以上を満たす場合は含みません。

在留資格として、「高度専門職ビザ」を持っていることが必要となります。

 

また、子どもが7歳未満であることについて、

子どもが7歳になったらすぐに両親のビザが失効することはないですが、更新はできなくなります。

※在留資格は基本的に1年ごとの更新となります。

 

呼べるのは、母親のみ、父親のみ、または両親二人とも、どれでもかまいません。

しかし、夫婦どちらか一方の親のみとなります。

 

例えば、下記の例は対象外です。

妻の母+夫の母 → ×

妻の父+夫の父 → ×

妻の母+夫の父 → ×

妻の父+夫の母 → ×

 

つまり、妻の親のどちらか一方をこの優遇措置を使って読んだ場合、夫の親はどちらも呼ぶことができませんし、

その逆も同じです。

 

 

就労ビザに関するご相談は、“就労ビザ.com”まで!

今すぐにご相談したい方は、こちらからご予約ください。

※”就労ビザ.com”はHF(鴻富)行政書士法人が運営するサイトです。

塤と四面楚歌

  • 2023.12.05 Tuesday
  • 15:17

日本で音楽や美術、文学等に関連する活動を行う場合、

例えばピアノやバイオリン、書道、絵画等の芸術的な知識や技術を教える場合、

芸術ビザを申請する必要があります。

実は、在日外国人の中でも最も多い中国籍の方たちですが、

この種のビザを持って入国する中国籍の外国人は、毎年だいたい5人〜8人くらいで、非常に少数です。

 

今回、当社では日本での幼児教育機関で管弦楽器を教えるために来日される中国人の方のビザをサポートしました。

その方の専門とするのは、中国の塤(xun)と呼ばれる、粘土や陶磁で作られたベッセルフルート(オカリナの仲間)で、土笛の一種とされる中国古来の楽器です。

構造は複雑ではなく、子どもでも音を出しやすい楽器ですが、その歴史には奥深いものがあります。

 

楚の項羽が、漢の劉邦に垓下(現在の安徽省宿州市)に追い詰められ、漢軍に周囲を取り囲まれました。

劉邦の群氏である張良の策略で、夜になると項羽の故郷である楚の歌を演奏させます。

それを聞いた項羽は、楚の人間がみな敵に寝返ってしまったと嘆き、最終的に鳥江で自殺します。

 

歴史上有名な「四面楚歌」の語源となった出来事ですが、

この時演奏された楽器が、この"塤”だと言われています。

 

 

 

興行ビザの要件が変わっています。

  • 2023.10.20 Friday
  • 15:52

 

2023年8月1日より、興行ビザの要件が変更になっています。

 

今回の変更で、一定条件を満たした場合の招聘機関の要件が緩和されているので、

これまでに比べて、小さめの会場での興行開催が可能になる等、興行ビザのハードルが下がりました。

 

今までは、”1号の壁”に阻まれて開催できなかったものについても、

開催できる可能性が出てきています。

 

詳細は、当社HPをご確認ください。

 

 

 

 

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